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熱帯魚

当院で飼育している熱帯魚を紹介します。


パールグラミー
体表の斑点をさしてパールグラミーと呼ばれる。よく店頭で販売されているグラミーとしては、他にブルーグラミー・ドワルーフグラミーなどがあるが、パーツグラミーは大人しい性格の部類である。むしろ臆病でさえある。この種も好きで長く飼育しているが、餌をとる仕草などを見てもあまり利口ではなさそう・・・。縄張り意識が多少あるがエンゼルフィッシュのようには酷くない。90センチ水槽で同性を2匹飼育したこともあったが、体格差があると追い回したりもしたが、同じような体格に成長すると仲良く寄り添って泳ぐようになった。いま水槽に居るのは購入後2年経過したものである。2匹中1匹は水温上昇事件で死んでしまった。泳ぎは優雅であるが、ウイローモスなどがあまりに茂っていると絡まって死んでしまうこともある。基本的に水面近くをゆったりと泳ぐが、夜間は水草の間で寝ている。マレー半島・スマトラ島原産。アナバスの仲間。

 


プリステラ
利口で丈夫で活発なカラシンです。

ネオンテトラやカージナルテトラより確実に利口。ヒーターが35度に設定され、水槽が風呂になってしまった事件にも耐えて生き延びた。(ネオンテトラやグローライトテトラは全滅した) ただ人気は今ひとつ。私がアクアリウムを始めてからずっと飼育している種で、最近は水槽内で孵化して増え始めた。水槽の中層を泳ぐ傾向がある。夜は水草の間で寝るが、ネオンテトラのように寝ぼけることは無く、夜間にライトを点灯すると真っ先に活動を開始する。体長4センチ。メスはオスよりも体高が高く 外から透視できる浮き袋の丸みが少ない。稀に真っ白なアルビノ固体が出現することがある。


プリステラのアルビノ

 


オトシンクルス
苔取りの魚として有名
アルジイーターのように、成長してから手を焼くこともない。性格も温和でおとなしい。比較的丈夫で水草を食べてしまうこともない。水草やガラスの表面の苔を食べてくれるので、餌も特に必要ない(?)はず。もし与えるなら草食性が強いため専用のタブレット状の餌を使用します。コロンビア産。ナマズの仲間。口が吸盤のようになっている魚です。底を這って移動しあまり泳ぎません。ガラス面や葉などに引っ付いていることもあります。

 


カージナル・テトラ
ネオン・テトラと似ているが全くの別種。ネオン・テトラより大型になり飼育も若干難しく、市価も高い。メスはオスより幾分か大きく太ってくるので鑑別できる。やや臆病で活発には泳がない。



シルバー・ハチェット
群れを作り水面直下で水流に向かって泳ぐ性質がある。あまり活発でなく静かに泳ぐ魚種を混育に選んだほうがよく ゼブラ・ダニオなどは混育に向いていない。性格は臆病で、不器用。泳ぎも下手だが、多少縄張り意識もあるようだ。生息地ではジャンプして水面近くを飛ぶ昆虫を食べる。はねて水槽の外に飛び出てしまうことがるのでガラス蓋は必須軟水を好む。体長4センチ。体が薄く水流の影響を強く受ける。繁殖はできないので野生種のみが流通しており当然高価。

 


グラスキャット
体が透明なナマズの仲間。非常に臆病。体調を崩すと水槽の底や奥のほうに潜んでしまう。体の透明度が損なわれてくるのも体調の悪い証拠。ナマズには珍しく群れを作って泳ぐ。何でもよく食べる。昼間より夜間によく泳ぐ。一匹250円前後。繁殖は無理。水温は28度程度が良い。タイ・マレーシア産。

 


アフリカン・ランプアイ
文字通り青く光る眼が特徴の小型魚。
水面スレスレを群集を作って泳ぐが、ジャンプする癖があり、蓋のない水槽で飼育すると水槽から飛び出して死んでしまう。

 


石巻貝

ひっくり返ると自分では起き上がれないので死んでしまいます。一応ガラス面のコケを食べてくれますが 過度の期待は禁物です。夜間に急に照明をつけると驚いて滑り落ちてしまうことがあります。たいてい仰向けになって落ちるので いちいち起こしてやらなければなりません

 


ミナミ・沼エビ
日本の淡水の池や沢に生息するエビ。ヤマト沼エビよりやや小型で苔取り能力は低めだが、環境が安定した水槽では自然に繁殖するのが特徴。釣具店で”モエビ”という名称で撒き餌用に大量に安価で販売されている。雑食性で何でも食べる。マヤカなどの柔らかい水草も食べてしまうので注意が必要。弱った水草のみならず弱った魚も食べてしまう。水温の変化に弱く、無理な水換えをすると翌朝には大量死してしまう。

 

以下の熱帯魚は、過去飼育していたものや別の水槽(非公開)で飼育している熱帯魚です。


グローライトテトラ

一匹一匹はそうでもないが 群れで飼育すると非常に美しく見える魚である。個人的にはネオン・テトラと是非一緒に飼育してほしい魚種ある。価格も手ごろ。 性格や活動性はネオン・テトラと殆ど同じようなものだが、こちらの方が若干活発です。頭から尾びれまでの一条の赤い模様が大変美しい。ブラッド・フィンのように体の透明性は高いが こちらのほうがやや体型が小さいので一匹一匹は意外と目立たない。体長4センチ。オスはメスより細身で 腹部が少しへこんでいる。


ヘッド アンド テール テトラ
飼いやすいカラシンだが 餌には少し注意が必要。名前のとおり頭と尾に黒い斑点状の模様がある。また尾びれの斑点の近くには金色に輝く点もあるが どちらかというと地味な部類になるカラシンである。難易度2。体長4センチ。 オスのほうが体に透明性がある。値段は安い。

 


サーぺ・テトラ
濃い赤色がエキゾチックで 頭付近の黒い模様とのコントラストも美しい。小さい魚の目玉をかじってしまう癖があるので 小さな魚種との混育は勧められないということになっているが、当方ではあまり問題はない。 水槽の下層を好んで泳ぐので 水草を過密に植えないほうがよい。 難易度2。体長4センチ。オスはやや細身で色調も濃い。

 


ドワルーフグラミー
性格はパールグラミーに準じる。綺麗な赤の縞模様が特徴。飼育は簡単で性格も大変おとなしい部類でどちらかというと臆病で性格の荒い魚との混育は避けた方が良いようです。観賞魚としての歴史も古いようです。通常ペアで売られていますが 雌は地味な色彩です。泳ぎもゆっくしりています。水面に泡の巣を作り容易に抱卵します。低水温を嫌いますので25度以上を保つ必要があります。ペアで飼育していましたが 雌がウイローモスの林に迷い込んで出られなくなり死んでしまいました。雄もその後数ヶ月で死んでしまいました。ベタに追い回されたので ベタを他の水槽に隔離しました。

 


ゼブラ・ダニオ
タイ・インドネシア産。コイ・ドジョウの仲間です。胴体に横縞のある熱帯魚。常に水槽の上層や中層を泳ぎ回っており休みません。何でもよく食べ協調性もあります。雌の方が胴体は太く銀色に近く雄の方が金色に近いです。いつ寝ているのか 非常に疑問です。入門用に適している熱帯魚です。その活発な様子と縞模様からシマウマを連想する方も多いようです。パール・ダニオという近縁種は尾びれ近くが青を主体とした虹色になりますが あまり店頭では見かけられないようです。性格はゼブラ・ダニオと同じです。



エンゼル・フィッシュ
アクアリウムに詳しくない方も、エンゼルフィッシュはご存知でしょう。知名度が高く特徴的な外観から安易に飼育してしまう方も多いとは思いますが、非常に大きくなる魚で食欲も旺盛です。60センチの水槽では無理でしょう。90センチの水槽でも水草を少なめにして2-3匹がやっとかも。縄張り意識が強く、同種を追い回して水槽の外に追い出す(追い落とす;落下させる)こともある。つがいを作ると今度は2匹で他種類の魚を追い回し なわばりを形成します。繁殖は容易で日本への輸入も1930年代にはあったようです。コロンビア原産で現地の方は焼き魚にして食用します。日本に輸入されているものは ほとんど東南アジアでの養殖ものです。

 


アカヒレ
中国産のメダカ
初心者向きの魚。ヒーターなども必要ない(?) 約3センチ。銀色の胴体・赤い背びれと尾びれ・側線はやや青みがかっています。何でもよく食べ協調性もあります。メダカと同じで繁殖は容易です。水槽の上層から中層をよく泳ぎ回るので 広い遊泳スペースが必要。

 


ラスボラヘテロモルファ
コイやメダカの仲間。飼育は容易。その外観からカラシン類と間違えて購入する方も多いようです。実際飼育方法についてはカラシン類と全く同じで支障がありません。

体側の大きな三角形の模様が特徴です。水槽の中層を好みます。かつては熱帯魚の女王とよばれ ネオン・テトラと共に非常に人気があった種です。アルカリ性に弱く 明るすぎる水槽も嫌います。独特の産卵方法を取りますが 初心者には困難といわれています。



ブラック・テトラ
初心者向きの飼育しやすいカラシンのひとつ。若い時期には黒いひれの色が濃くコントラストが美しく文字通り真っ黒だが 成魚になるとやや退色してくるので見栄えが少し悪くなる。群れを作って活発に泳ぐ。体長は5センチ前後で元々ずんぐりした体型なので 意外と大きく育つ印象がある。難易度1。尾びれが白っぽいほうがオス。どちらかというと脇役的な魚で 日本ではあまり人気がない様子。性格はやや臆病なので 注意が必要。

グラス・ブラッド・フィン

小型で活発なカラシン類。水面近くで元気に泳ぎまわることが多い。水温が下がると不活発になり色もあせてしまう。 体は透明性が強く 尾びれは美しい赤色を呈する。群れになったときだけよく活動する。体長5センチ。ネオン・テトラより値段は高くカージナル・テトラと同じくらい。水槽の上部を泳ぎ、跳ねて水槽から出てしまうことも多い。水槽には蓋が必要。紛らわしい名前の熱帯魚に南米産のブラッド・フィンがある。こちらは背びれ・腹びれ・胸びれに赤みがあるので区別できます。

コリドラス・アエネウス

ベネズエラ・ボリビア産。日本に輸入されているものは ほとんど東南アジアでの養殖ものです。プレコのように底を這って移動します。非常に臆病で人が近づくと奥に逃げてしまいます。プレコほど草食性は強くありませんが やはり専用の沈降性タブレット餌が必要です。赤虫などの動物性生き餌もよく食べます。視力はあまり良くありませんが 口の周りに触角がありそれで補って泳ぎます。時々水面まで昇ってくることがあります。底に沈んでしまった余った餌を食べてくれます。大食漢で餌が足りないと餓死していまいます。体は鎧のように固く狭いところに入る習性もあるので 体が引っかかって出てこれなくなることもあります。


セルフォン・プレコ
いわゆる並プレコ。 コロンビア産。ナマズの仲間。口が吸盤のようになっている魚です。底を這って移動し、あまり泳ぎません。ガラス面や葉などに引っ付いていることもあります。草食性が強く専用のタブレット状の餌が必要です。底に沈んだ餌しか食べない。 コケを食べてくれるということになっていますが、それ以上に水草を食べます。 大きくなると水草水槽においては破壊的な活動をするので、もてあまして捨てる方が多い不幸な魚です。店頭では2センチから4センチで売られていますが、1-2年で体長15-20センチまで成長します。 45センチくらいにまで成長します。

丈夫ですが水質の変化に弱く 水あわせの時は注意が必要です。非常に臆病で日中は陰に隠れています。


ネオン・テトラ
海外から養殖モノが大量に輸入されている。そのため奇形のあるものも沢山流通している。卵は細い水草の中にバラバラに産まれ そのまま生みっぱなしにされることが多い。熱帯魚の代表といっても過言でない魚。カージナル・テトラと似ているが本種の方が若干小柄で 腹部の赤色が小さい。。Sサイズの個体は安価だが虚弱なのでお勧めしない。夜間は水草の間でじっとしており体の色も退色する。照明をつけても元気に泳ぎ回るには10分ほど必要。丈夫で水温や水質の変化に比較的強い。プリステラより臆病で 性格の荒い魚との混育は避けた方が無難。1匹100円前後。繁殖はカラシン類の中では容易な部類になるが私にはとても無理。 初めて発見されたのは1936年で 日本に初めて輸入されたのは1950年代になってからでした。当時の価格で一匹数万円したそうです

 

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